シドニーマーケット(フレミントンマーケット)の心得
マーケットとは戦場である
by 妻
我が家では毎週土曜になると、一週間分の食材を手に入れるため、早朝から妻がシドニーマーケット(フレミントンマーケット)に出かけていく。
妻曰くマーケットは戦場であり、それ故私はいつも「ご武運を」と妻に声をかけ、布団の中から妻を見送るのである。
さてこの記事ではそんなシドニーマーケットについて紹介していこうと思う。
シドニーマーケットとは
シドニーマーケットはHomebushにあるマーケットだ(フレミントンマーケットとも呼ばれる)。
平日は業者向けの取引が行われているが、金土日は一般の人も中に入って買い物ができる。
シドニーのマーケットを探そうと、日本語で「シドニー マーケット」などとgoogle検索してもなかなかこのシドニーマーケットはヒットしない。(「フレミントンマーケット」とピンポイントで検索すると出てくる)
その理由はこの地図を見てもらえればよくわかる。
これは「シドニー マーケット」とGoogle Mapで検索した結果だ。
赤丸で囲ったエリアがシドニーの中心部のエリア、青丸がシドニーマーケットの位置を表している。
シドニーマーケットがいかにシドニーの中心部から離れた場所にあるかお分かりいただけるだろう。
そう、要するに
シドニーマーケットは観光客向けのマーケットではない
のである。
しかしそれ故に新鮮な食材を、観光客価格ではない本当に安い値段で買うことができる。
マーケットで売られているもの
マーケットで売っているものは日によって異なる。
金曜は自分も行ったことがないので紹介ができないが、土曜は野菜や肉、魚などの食料品がメインとなり、日曜はお土産物やカー用品などの雑貨関係がメインになる。
日曜日は熱帯魚なども売られたりしており、それはそれで面白いが、やはりシドニーマーケットのメインは食料品を扱う土曜だろう。
マーケットの食料品はとにかく鮮度がよく、安い。シドニーマーケットに行く人は割と野菜や果物を目的に行く人が多いが、以外に穴場なのが魚介類だ。
ものにもよるがマーケットの魚介類はスーパーの半値以下で買える。シドニー在住の方はよく魚介類が高いというイメージがあるだろうが、シドニーマーケットなら気兼ねなく魚介類を買うことができる。
皆さんにもぜひシドニーマーケットに行ったら魚介類も買うことをお勧めしたい。
マーケットの開いている時間
金曜 | 10:00am – 4:30pm |
土曜 | 6:00am – 2:00pm |
日曜 | 9:00am – 4:30pm |
見てのとおり、土曜はほかの曜日に比べて時間が早い。
6:00amなんて早すぎと思うかもしれないが、ガチ勢はこの時間を狙ってマーケットに繰り出す。
妻も大体7:00amくらいにはマーケットに行くことが多いが、8:00amには売り切れている商品もいくつかあると言っていた。
戦場で武功を上げるなら、他人より先んじて行動しなければならない。やはりマーケットは戦場なのである。
多少売り切れの商品があっても、マーケットは十分楽しめるが、もし良いものにこだわりたいのなら、7:00amくらいまでにはマーケットについていたいところだ。
アクセス方法
電車で行くなら最寄り駅はフレミントン駅だ。シドニー中心部から フレミントン 駅までは電車で約45分。
多少時間はかかるが、 駅からマーケットまでは直結しているので、駅までついてしまえばアクセスは簡単である。
とはいえ、電車では大量の荷物が運びにくいため、大量に食材を購入するなら車の方がおすすめだ。
シドニーマーケット内には広い駐車場があるが、週末(特に土曜)はマーケットに行く人で駐車場はいっぱいになる。
8:00pmには周囲の道路も込み始めて、マーケットに入るまでに時間もかかるので、余裕を持って行きたいならやはり遅くとも8:00pmくらいまでにはマーケットについておきたい。
注意点
マーケットでの支払いはニコニコ現金払いだ。故にいつもクレジットカードしか使わない紳士淑女は気をつけたほうが良い。
現金を持たずにマーケットに行くのは、銃弾を持たず戦場に赴くようなものだ。
しかし、ご安心いただきたい。銃弾現金を忘れた人のためにマーケットにはATMが用意されている。
マーケットは管理された戦場のなのだ。
まとめ
- フレミントンマーケットは金土日に一般の人でも買い物ができる
- おすすめは土曜の生鮮食品が売っている日
- 魚介類が思いのほか安いのでおススメ
- できるだけ混雑を避け、良いものを手に入れるには8:00amまでにはマーケットについていたい
- マーケットは戦場
さあ、皆さんもぜひこの戦場で武功を上げていただきたい。ではでは。